ハグバト修道院(ヴァンク)、 左が聖ヌシャン聖堂、右端が鐘楼。
聖堂と鐘楼の間に 小山に埋もれた図書室があり、
スカイライトのあるイェルディクの屋根のみが 地上に出ている。
聖ヌシャン聖堂の切妻部上部には 献堂寄進の彫刻がある(下図)


アショット3世と ホスロヴァヌシ王妃の息子 スンバトとグルゲンが
ヌシャン聖堂の模型を捧げて、寄進している姿が彫刻されている。
司教冠(ミトラ)をかぶっているのがグルゲン、大きなターバンを
巻いているのがスンバト。同様のスンバトと グルゲンによる
寄進の彫刻は サナヒン修道院 にもあり、そちらが10年早い。