パリのノトル・ダーム大聖堂 12-13世紀
前面広場から正面ファサードを見る。高さ69メートルの2本の鐘塔が陸屋根なので、
シャルトルなどに比べ、ゴチック様式としては やや鈍重な印象を与える。
正直に言うと、初めて(平凡社の『世界建築全集』第7巻で)ランのノトル・ダーム
大聖堂や、パリのノトル・ダーム大聖堂のファサードの写真を見た時には、
美しいというよりは、不気味な感じがしたものである。 今でもゴチックの
ファサードには、十分な親しみが持てない。(ロマネスクの方が ずっと好ましい)