野村胡堂著『三萬両五十三次』湊書房版、全5巻、1948(昭和23)(ウェブサイト「みずすまし亭通信」より
第1巻「愛憎篇」、第2巻「情炎篇」、第3巻「 流転篇」、第4巻「狂瀾篇」、第5巻「解決篇」
志村立美装丁、ジャケットの絵が全部連続しているが、それぞれの巻に 2人ずつ登場人物を配している。
第1巻:牛若の金五郎と 陽炎のお蓮、第2巻:山際小百合と 馬場蔵人、第3巻:矢柄真琴と 桃々斎桃吉、
第4巻:陽炎のお蓮と 背虫の吉三郎、第5巻:和泉屋のお蝶と 手代の千代松
B6判、美人画家の志村立美による装画・装幀、本の内部には、鈴木朱雀の挿絵が多くあったらしい。