チャ-ルズ・フェロ-ズ著 『小アジア紀行』p.76 向かいの石版画(リトグラフ)
リュキアではなく、カリア地方のミラスに残るギュムシュケシェン。
この HPの『インドのユネスコ世界遺産』のサイトの中の「歴史都市アフマダーバード」
において、インド式ドームとラテルネンデッケ天井について論じたが、現存最古の
ラテルネンデッケ天井として、ミラサ(トルコ)のギュムシュケシェン呼ばれる2世紀の
廟を採りあげた。 私が訪れたのは2000年の3月であったが、その 160年前の1840年に
フェローズが訪れた時にも、今と同じように(屋根が失われて)建っていた。
ギュムシュケシェンのラテルネンデッケ天井についついては、ここをクリック


ギュムシュケシェンは、マウソレオイオン(カリアのマウソロス王の廟)を小さく
模したものだと言われる。 その伝説をもとに想像復原した マウソレイオン
(廟を意味する英語のモーソレウムの語源)の模型。(現地パンフレットより)