『モーリス・ド・ゲランの散文詩』バルビエによる挿絵本の内容構成、1928年
左下はソフトなシュミーズ(たとう)。 その右側は 無綴じの本文の折り丁群。
左上は付録の彩色図版集 片面刷り30枚、右上は黒一色(線画)だけの図版集33枚。
(3点のレトリーヌが独立しているので、彩色版よりも3枚多い)
これら全体をハードなシュミーズ(たとう)で挟み、ハードなエチュイ(函)にいれる。
そうすれば本棚で、たわむことなく 自立する。
こうして全ての挿絵が3枚づつあるので、付録の刷りを額にいれて 飾ることもできる。
しかし、単色刷りは 何のために付録にしているのか わからない。
挿絵版画の制作工程を見せるためだろうか?