フランス極東学院『アンコール・ワット図面集』帙の表紙と背 (1937)
極東学院の本と同じ装幀で、紺色の部分が布(クォーター・クロス)、白い部分は紙表紙。
大きさは 38cm × 27cm × 7.5cmと、かなりの ヴォリュームがある。
右端中央の紺色布は、帙を閉じるための 結び紐の端部。
(ちつ)というのは、欧米では珍しい。中国の 帙に倣ったのだろう。


『アンコール・ワット図面集』の帙を開いたところ
このように四方に開く帙を「四方帙」(しほうちつ)という。


『アンコール・ワット図面集』の概要書(32ページ)の表紙
ギイ・ナフィリヤン著


『アンコール・ワット図面集』の第 1集カバー
(上の概要書の表紙と同じ、柔らかいが 丈夫な紙)
図面 NO.1〜No.66 (66枚)


『アンコール・ワット図面集』の第 2集カバー(上部のみ)
図面 No.67〜113 (47枚)