ジョン・ラスキンの『建築の七灯』本扉と、その向かいの口絵(フロンティスピース)
この口絵のみアーミティッジ氏による彫版で、ぼかし技法が用いられている。


第1章「犠牲のランプ」(The Lamp of Sacrifice) 。
第1章のはじめの5行が、活字が1ポイント大きく、行間も広めになっているのがわかる。
その欄外に、この部分を要約した「警句」(Aphorism) が記されて「見出し」の役割を
果たしている。 ここでの太字の部分はごく短いが、通常は半ページから数ページに及ぶ。
この警句には番号が付けられていて、ここは4番。 全部で 33番まである。


第1章「犠牲のランプ」(The Lamp of Sacrifice) 冒頭部分の拡大図。