MY PET, SASKIA'S PEE

サスキアの オシッコ処理 その他

神谷武夫

トイレ
トイレ・ハウス(ハーモニートイレ)に入った サスキア



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● 一般的に、シマリスは ペットのなかでは 比較的にトイレを覚える方なので、その点では 飼育が楽だと言われます。一方、シマリスにトイレを覚えさせるのは 困難だ という説もあります。もちろん個体差があるので、トイレが だめな子もいますが、うちのサスキアは 優秀な方だと思います。それでも 多少の苦労は あります。毎朝 サスキアより早く起きて、まず トイレ掃除をします(サスキアが起きてから 扉の開け閉めをしていると、ケージから跳び出る恐れがあるので)。 糞(ふん)よりも オシッコの処理 に手間が かかりますので、その事情を 書いておきます。

●● その前に、前回の「サスキアの逃走劇と 小型の立体造形群」のページが 長すぎましたので、「サスキアのために ケージに設備したもの」の部分を、多少 増補して、こちらに移す ことにしました。 

●●● まずは、サスキアの 近況 から。 ( 2025 /09/ 01 )





サスキア日誌 (2025 /08/ 15)

巣箱

巣箱から 乗り出す サスキア

サスキアは 生後5か月となり、すっかり大きくなりました。体重は ちょうど 100 グラムで、「お迎え」した頃の2倍になりました。今や、巣箱が 小さく感じられます。体重 100 グラムというのは、成人シマリスの標準値と言えます。肥満にならないよう、定番の おやつの「ヒマワリの種」(ヒマ種)は毎日 10個と決め、ケージの小窓をあけて、1個ずつ 直接 あげています。もっとも その半分は、巣箱の中に 貯食されて しまいますが。
ほかにも、朝食時に 私は季節の果物(リンゴ、苺、パイナップル、(冬は 富有柿 )を食べる習慣なので、その一片を あげます。 お昼には ナッツ類(割ってあげたクルミ、ピーナツ、ピスタチオ、アーモンド、ヘーゼルナッツなど)を 殻付きで どれか一つ あげます。

トマト

プチ・トマトを食べる サスキア
リスの 手(前足)の指の数は4本です。

ヘーゼルナッツの殻と アーモンドの殻は、オニグルミほどでは ないけれど非常に堅いので、サスキアは それを割って中身を食べるのに、最初、 ヘーゼルナッツは 20分も かかり、アーモンドは 40分 格闘しても割れなくて、私の方に来て 助けを求めたので、クルミ割り器で 割ってあげました。
もちろん 主食は、タンブラー・グラスに入れた「ミックス・フード」で、今は「ナチュラル・ラックス」 (ハッピー・ホリデイ・ジャパン)に しています。

ラックス





サスキアのために、ケージに設備したもの

 前々回、リス・ケージに取り付けた小物群が 計 8,200円 と 書きましたが、その詳しい内容を知りたい という方もいるでしょうから、ここに 写真入りで、値段とともに 紹介しておこうと思います。これらが「推奨品」というわけでは 全然ありません。今のところ、私の場合はこうです、というだけですので、 ほんの参考になれば、という程度です。もっと便利なものや、もっと使いやすいものを ご存じの方は、たくさんいることでしょう。



巣箱

1. 木製 巣箱(コーナー・ハウス) 三晃 1,318円
巾 16cm × 奥行14cm × 高さ 17.5cm 前面スライド扉
床置きにする人が多いらしいので、ケージへの留め具が一つしかない。
高い所に設置した方が スペースの節約になるし、リスも喜ぶ (?) ので、
苦情を言ったら、留め具を もう1個 送ってくれたので、
ケージに しっかり止めることが できました。 シマリスは ねぐらに
貯食をするので、大掃除する時など、上下スライド扉は 有効です。

サスキア

巣箱の屋根に 乗るのが好きな サスキア
ここで よく、毛づくろいを しています。
屋根の端っこを 齧られてしまった。




ステージ

2. 木製 コーナーステージ 小 18cm × 18cm 三晃 658円
ケージの 中間高さの ガッチリしたステージは、
種々の行動の起点、作業場になっています。齧り棒も ここに置きますが、
ここで のんびりしていることは、あまり無いようです。
留め具は、なるべく ネジが ケージの横棒に乗る位置にしていますが、
この コーナーステージでは そうできませんでした。




ハンモック

3. ハンモック(ステージ・モック) 三晃 1,091円 
ポリエステル、巾 15cm、長さ 28cm
2本の丸棒の片側だけを ケージに固定する キャンティレバー式。
最初にピンと張っても、すぐに たるんで、ちょうど良くなる。
将来は、たるみ過ぎて しまうでしょうが。


サスキア
ハンモックで 寝そべる サスキア、気持ちよさそう。





トイレ  トイレ"

4. トイレ・ハウス(ハーモニートイレ)ジェックス 
ペットショップで 1,408円で買ったのですが、アマゾンでは
880円で売られています。 性能には満足しています。
巾 11cm、奥行き 15cm、高さ 12cm
シマリスは 何でも 引っくり返そうとしますが、これは
中に入れる砂の重さと 屋根付きとで、引っくり返せません。
それに サスキアは、こうした小部屋に入るのが好き。
時には トイレハウスの中に 食べ物を持って行って 食べています。
屋根の形の意味は不明ですが、屋根の上にも よく乗っかっています。




小道具   給水ボトル

5. 給水ボトル(クリーン・ボトル 120) マルカン 968円
最初は 取り付け方が むずかしかったですが、慣れれば簡単。
筒の先端に ステンレスのボールベアリングが入っているので、
リスはそれを舌で押し上げるのを繰り返して、出てくる水を飲みます。
飲んでいない時には 水漏れしません。 全長 14cm
シマリスが すぐに飲み方を会得するのは 不思議!
便利なものを 発明したものだ と思う。
水は毎日、新鮮なものにします。




小道具   グラス

6. エサ置き場(既存のタンブラーグラス) 径 7cm × 高さ 8cm
ショップで買った陶器の エサ置き場は、じきに落として 割ってしまった。
このグラスは 安定感があるので、サスキアにも 引っくり返せない。
フチを足で掴んで、逆立ちしながら 底にあるエサを啄(ついば)みます。
グラスは2つ用意しておいて、前日の食べ残しがあるものと、
当日のエサを入れたものとを 取り替えます。




テラコッタ    小道具

7. テラコッタ・トンネル S型 三晃 433円
7cm × 7cm × 長さ 11cm 
表面が 硬くて 荒くて ザラザラなので、トンネルをくぐっても、
上に乗っても、リスの足の爪が 削れていくので、爪切りの必要が なくなる という。
なぜか サスキアは、しょっちゅう、この上で くつろいでいます。
硬くてゴワゴワした床面が 心地よいのでしょうか ?




回し車

8. 回し車(サイレント ホイール フラット 21) 三晃 1,555円
径 21cm アクリル+合金鋼。 これを後から取り付けたので、
トイレ・ハウスとテラコッタ・トンネルの位置の入れ替え、
コーナー・ステージの位置上げ、給水ボトルの移設などを要しました。

回し車

サスキアは 初め 戸惑っていましたが、じきに 馴れると、
あとは 毎日 よく 回しています。 音は 小さ目です。
シマリスの大きさから言って、本当は 径 25cm
のものが良いのですが、今のケージには 入りません。




フォーク

9. 非常に 細長い ミニフォーク(既存) 長さ 21cm
私は いつも朝食時に果物を食べるので、その小片を これで刺して、
ケージの小窓から 中に差し込むと、サスキアは 喜んで食いつきます。





丸棒

10. 木の丸棒(既存) 径1cm、長さ 30cm
これをケージに差し込んで振ると、サスキアは 先端を齧りたがって
寄ってくるので、サスキアを おびき寄せたり、どこかに
注意を向けさせる時に 使います。 サスキアの前に差し出すと、
一生懸命 齧りますが、非常に硬い木なので、崩れません。
齧り木よりも ずっと良く、サスキアの前歯(切歯)を削ったでしょう。





オペラグラス

11.  オペラグラス(既存) Vixen 4×25
私は いつも デスクトップのパソコンを置いた机に向かっているので、
2m 離れた 大テーブルの上の ケージ内で
サスキアが 何をしているのか、時々 これで見ます。
人間を意識しない、自然な 姿や 動作を 観察できます。





 手袋

12. 軍手のような 毛糸の 手袋 (既存)
ケージの床は ビニール・コーティングをした 金属メッシュなので、
柔らかくてフラットな床面も 用意するために、これを置きます。
サスキアは、しょっちゅう 手袋の中に もぐり込んでいます。
体全体を中に入れたまま、頭だけ出している姿は、とても可愛い。

手袋

単なる 柔らかい床面のつもりだったのに、
サスキアが こんなに 手袋で遊ぶとは、意外でした。
時には 5分も 10分も 手袋に もぐっています。
そんな 真っ暗な所で、何をしているのでしょうか ?
―→ 指の付け根を かじって、穴をあけているのでした。




ステップ  サスキア

13.  爪とぎステップ MINORITY DESIGN、750円
6.5cm × 7.8cm、厚さ2.6cm、テラコッタ・トンネルだけでは
サスキアの爪が十分には削れないようなので、補助用に 軽石の
「爪とぎステップ」を、給水ボトルの上の方に取り付けました。




ステップ  

14.  大判風呂敷 140 cm × 140 cm、SAWABIYA、1,780円
ちりめん 無地 リバーシブル ふろしき、特大 万能 ビッグサイズ。
サスキアが 夜 よく眠れるよう、毎夕6時過ぎに、
ケージ全体に これを被せて暗くし、音も ある程度 遮ります。
縦・横に 中心線が はいっていると、大きいだけに 便利ですが。




ヒーター

15.  床置きヒーター(ホッと2WAYヒーター)ジェックス 1,913円
(S サイズ)14.5cm × 8.5cm
本体には on-off スイッチが付いていないので、「中間スイッチ付 延長コード」
(1m、サンワ サプライ、1,000円)を買って、つなげました。
ヒーターの表が 約 34℃の「高温面」、裏が 約 28℃の「中低温面」です。




ベッド  ベッド

16.  あったか ポケット ベッド ミニアニマン 398円
巾 12cm × 奥行き 20cm、アクリル

寒い冬に備えて、ハムスター用の ポケットベッドを置きました。
シマリスには もう少し長いとベターですが、ふかふかで 暖かいので、
サスキアは巣箱で寝るのをやめて、ここで寝るように なりました。
取付用の紐が ついていますが、齧られてしまうでしょうから、
一番後ろの2ヵ所を、ケージの縦格子に 安全ピンで とめました。

ベッド

ポケット ベッドから 顔を出すサスキア



くるみ割り器  くるみ割り器

17.  くるみ割り器 852068)渋木製作所 1,227円
22 x 6 x 2.1 cm、176 g、バネと 開き止め付
左の 三角形の単純なクルミ割り器は 安くて良いのですが、クルミが
つぶれてしまいます。 右の「はさみ型」だと 堅い和グルミも、
筋に沿って真っ二つに割ることができるので、購入しました。





ケージの 内部構成

ケージ

左側は 、ハンモックの下に コーナーステージ、その下奥に テラコッタ・トンネル、
手前に 回し車。 右側は、奥に巣箱(コーナー・ハウス)、その真下に
トイレ・ハウス、その左に ポケット・ベッド、それらの手前に
毛糸の手袋、一番前に 床置きヒーター、その右に エサの入った
タンブラー・グラス、この上奥に 給水ボトルと、爪とぎステップ。
一番右上奥、サスキアが 巣箱の屋根に乗っている。






サスキアの オシッコ処理


● 前に書いたように、 サスキア は ケージに入居した 初めのうち、あちこちに 糞(ふん)をしていたので、それらを全部 トイレ・ハウスに投げ込んでおいたら、そこがトイレだと認識したらしく、糞もオシッコも、トイレ・ハウスの中に するようになりました。ほかの所に オシッコをすることは ありません。糞は、トイレハウスに見る分量が 少なめ なので、床のメッシュでも しているかもしれませんが、それは 下の「掃除用引き出し」に落ちてしまうので、他のゴミや エサの殻と 区別がつきにくく、あまり 気にしません(シマリスの糞は、とても小さいのです)。 時々「掃除用引き出し」を引き出して、全部 屑入れに捨てますが、底に こびりついているものは、ありません。

小道具  小道具

 感心するのは、サスキアが いつも オシッコを トイレハウスの 一番奥の 砂の上にすることです。ほかの所には しません。シマリスの体は 非常に柔らかく、延び縮み自在なので、サスキアが ケージの右奥の トイレハウスに入ると、狭い部屋の中で クルっと方向転換して 前を向き、お尻を一番奥にして オシッコをします。トイレハウスの床には 2〜3cmの厚さに トイレ砂を置いてあります。リスは ここで 砂浴び をすることも あるらしいですが、サスキアは しません。
 砂には2種類あって、オシッコを吸収すると 固まるものと、固まらずに 色が変わるものとです。私はサスキアを購入したペットショップで 勧められた トイレ・ハウス(ハーモニートイレ)と、固まる砂(ミニクリーン)とを買いました。毎朝、ハーモニートイレに付属していた 小さな 穴あきフォーク(長さ 12.5センチ)で、固まった砂と 糞をすくって、屑入れに捨てるのです。フォークは プラスチックで、一つしかないので、壊さないように 注意しなければ なりません。

 「ミニクリーン」は メーカー(三晃)によれば、「主成分のベントナイトが すばやくオシッコなどの水分・汚れを吸着して 取り込み、硬質ゼオライトが 臭い成分を吸収して 消臭し、ベントナイトの ヌルヌル感を軽減」するということですが、それが 後述の「ねばねば性」かもしません。このトイレ砂は、私の住む 東京都 北区では、基本的に「可燃ゴミ」として 捨てることになっています(リスのトイレ砂の 多くは、石ではなく、紙や木、おから などで できているそうです)。
でも、トイレに流しては いけません、「詰まり」の原因になりますから。

トイレ     トイレ

三晃の「ミニクリーン」と、
ジェックスの「ハーモニートイレ」に 付属している 穴あきフォーク

 もう一つ、 サスキアを感心するのは、シマリスの糞は 黒くて小さな 丸薬のようなものですが、それを、オシッコをする一番奥より、少し手前に することです(どうして そうするのかは 分かりませんが)。でも私は、必ずしも 糞を 全部捨てようとはしません。糞は小さくて砂に潜るし、糞が残っている方が、その匂いで、そこがトイレだと サスキアが認識するからです。

トイレ

サスキアが糞をした トイレハウス(ハーモニートイレ)
 ジェックスの「ハーモニートイレ」は、本来 ハムスター用に
開発されたようですが、シマリスにも ちょうど良い大きさです。


トイレ

 トイレ・ハウス(ハーモニートイレ)で、サスキアが小さかった頃には オシッコの量も 少なかったので、砂のかたまりが一つで すみました(左の黒い部分は 影です) 右側にあるのは フタ(屋根)で、シマリスの出入口でも あります。取りはずしが できるように なっています。


トイレ

 サスキアが大きくなった今では オシッコの量が多いので、毎朝、こんなに多くの 砂のかたまりになります。しかも、私がトイレ掃除をする 朝までに 全部は 乾き切らないので、ねばねばした部分が プラスチックの壁にくっつき、それを削り取るフォークにも こびりつきます。
 フォークに付いた「ネバ砂」を落とすのに、手の指を使っては いけません。細菌感染が 無いとも限らないので、紙を2つか4つに折って、その角を使うとよい。


トイレ

 固まった砂は ゴミ入れに捨て、フォーク は 前日のタンブラーグラスの
食べ残しのエサを捨てて、そこに 汚れたフォークを入れ、台所の流しの
隅で 水を満たしておくと、砂は水溶性なので、1時間くらいで
全部 きれいになります。


トイレ

 固まった砂を捨てた後は、新しい砂を補充して、揺さぶって 砂丘のように きれいにして フタ(屋根)をかぶせます。これでサスキアは、気持ちよく オシッコをすることが できます。
 でも、毎日これだけの砂を補充していると、「ミニクリーン」の一袋は半月で消費してしまいます。そうなる前に アマゾンに 次のを注文しますが、砂の消費が早いのは サスキアだけでなく、世の中の 飼いリス全体が そうらしいので、三晃は 需要に応えて2袋セットを売るようになり、今では3袋セットの「まとめ買い」が 主流です(3袋では 2.4キロ もあって重いので、玄関前の「置き配」にしてもらうのが 楽です)
 「ミニクリーン」は、2025年4月に ペットショップで 493円でしたが、8月には3袋セットが アマゾンで 1,290円でした。一袋は 800グラム、430円になり、個別に買うより 60円安くなり、送料も節約になる というわけです。まあ シマリスを飼っている以上、エサ代のほかに、オシッコの始末に これくらいの手間と費用が かかるのは、やむをえませんかね。(きちんと計算すると、1年に1万 2,000円以上かかります。もっと安くしてほしいものです。

                               ( 2025 /09/ 01 )


 その後、なぜか サスキアのオシッコの量が少なくなり、掃除する朝までに乾いているので、掃除するのは 二日に一度となり、「ミニクリーン」の消費量も 半分以下になりました。しかも3袋セットの値段が アマゾンで 1,090円と、200円も安くなったので、1年間の料金は 4,000円ぐらいで済みます。嬉しいことです。 ( 2025 /12/ 06 )


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Mark
TAKEO KAMIYA
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