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PENT ROOF-TYPE in THE NORTH |
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The Beas River をさかのぼって、標高約 4,000mの the Rohtang Pass へと至る道筋は、中心都市の名をとって Kullu valley と呼ばれている。Kullu の町の定宿である Hotel Sarvari を出発して北上すると、街道は川の右岸と左岸の 2本に分かれる。 今回は左岸の道をとって Bijli, Kais, Naggar, Gazan and Shuru と寄って、近年避暑地として大発展をとげている Manali に着いた。 ここで jeep に給油して the Rohtang Pass を越える準備をしたあと、まずは Goshal へ。
Gautam Rishi Temple at Goshal village
Himachal 地方の寺院形の分類の中で、合掌型は最も単純にして原始的なタイプであるといえる。 切妻、または入母屋造りの屋根の平屋形式は民家にも多く見られるものであるが、通常、民家は平入りであるのに対し、寺院は妻入りという違いがある。
------![]() Wood carvings of tribal art , Gautam Rishi Temple, Goshal
しかし下界の Hindu temples では、この扉口の脇に北インド平原の生命の源としての Ganga and Yamuna (personified goddesses of the Ganges and Jumna Rivers) が彫刻されているものだが、それら両河とは関係のない Himachal 地方にはそれがない。 代わりにしばしば登場するのが、Naga (snake) である。Gautam Rishi Temple の本堂では、それはごく小さなレリーフ彫刻であるが、隣に建つ小堂では、扉口の両側に大きな Naga の彫刻しかほどこされていない。 また、Goetz's sketch ではわからなかったのだが、この本堂が土のプラスターで塗られていて一層わかりにくいのだが、Gautam Rishi Temple の四隅には太さ 60-70cm もの木の柱が立ち、太い梁が架け渡されている。 壁面自体は Himachal 地方に一般的な、木と石を積み重ねた "katth-kuni" であるものの、建物全体は柱・梁構造なのであった。勾配屋根が反りをもたずに直線であることとあわせて、Himachal Pradesh 南部の合掌型の建物とは、明瞭な違いを見せている。
さて、the Rohtang Pass を越えて Keylang の町に宿をとり、翌朝早くに出発して Chamba district 北部の Pangi region まで日帰りの計画を立てたら、この考えは甘かった。Trilokinath and Udaypur を過ぎるとひどい悪路が続き、jeep のスピードが出ないので、目的地のMindal に着いた時にはとっぷり日が暮れてしまったのである。
Chamunda Devi Temple at Mindal village
Hindu temples in Pangi region は、冬の豪雪のために合掌型寺院の屋根が急勾配となり、妻部分は正三角形に近い。軒の出がないのは、石造の sanctuary (garbha griha) を囲んで木造の繞道がめぐり、その全体にすでに大屋根を架けているからである。正面には大梁を支えて 2本の円柱が立つのを原則とする。 _____ left : Presumed elevation of early Greek temple (Samos) right : Treasury of Delphi (Greece)
妻部分 (tympanum) に彫刻パネルが嵌められることも共通である。 はたしてこれらが、古代において Greek architecture and Indian architecture が融合したことの名残りであるのかどうか、興味が尽きないところである。 ![]() Restorated elevation of Artemis Temple (Greece) (from "A History of Architcture" by Spiro Kostof, 1985) ところで、この寺院は Chamunda Devi という女神を祀っている。 こうした worship of Devi (goddess) がまた Himachal の大きな特色であって、下界の Hindu temples のほとんどが Shiva 神か Vishnu 神に献じられているのに対し、Himachal 地方には Devi を祀る寺院が圧倒的に多い。これもまた Hinduism 伝来以前からの恐ろしい地母神信仰であり、後に Hinduism に組み込まれて Durga (Parvati) 女神と同一化されるようになったのである。
Parvati Temple, Killal 完全に日が落ちて真っ暗になった Mindar を後にして、悪路を 5時間半 jeep で走り続け、 Keylang のホテルに帰りついたのは夜中の 1時だった。 |