『 カーラカ師の物語 』 の彩飾古写本、1500年頃  (8A の細密画部分の拡大)
西インド流派 (グジャラート、ラージャスターン) Size= 9.5 x 7cm
すでに金がほとんど劣化しているので、フラッシュ光をあてずに フラットベッドでスキャン。
細密画は 「サーヒ王に助力を請うカーラカ」 を描いている。
サーヒ王はライオンの台座に座る。 サーヒの目が横に飛び出ていないのは、インド人ではなく、モンゴル系のシャカ族だから(周囲の兵士や従者も)。
カーラカは はけを小脇にはさんでいる。 右下は王からの使者。 サーヒが手にしている刀で自分の首を切って差し出せという。