チャンディーガル市立美術館、西南面ファサード詳細 1968年竣工、設計:ル・コルビュジエ


チャンディーガル市 文化ゾーン 施設配置図(第10セクター)、設計:ル・コルビュジエ
美術学校は 北側採光をするために、都市軸とは違い、南北軸に配されている。
(From "Le Corbusier Oeuvre Complète vol.8", Zurich)


ル・コルビュジエは美術館の設計をすると、常にミラクル・ボックスという名の小劇場を
隣に建てることを提案した。東京の西洋美術館でもそうだったが、実現したことはない。
チャンディーガルではその代わりに、ル・コルビュジエ没後に「生命進化の博物館」が
その場所に、同じ向き(東西軸)で、ル・コルビュジエ風のデザインで 建てられた。

生命進化の博物館
設計:シヴダット・シャルマ Shivdatt Sharma (1931ー )
シャルマは、ル・コルビュジエとピエール・ジャンヌレの指揮下の
チャンディーガル設計チームの一員として働いてから独立し、
今ではインドの長老建築家となっている。