ル・ コルビュジエの「開いた手」(オープン・ハンド)のモニュメント
コルテン鋼、高さ 23メートル、チャンディーガルのキャピトル・コンプレクス
これが「手」に見えるだろうか、むしろ「羽ばたく鳥」に見えるのではなかろうか。
ル・コルビュジエは「開いた手」を、次第に平和の象徴としての鳩に同化させていったのかもしれない。
これは「風見鶏」でもあって、風によって向きを変える。 この撮影時には裏面が
見えていたが、ここのランドスケープに対する シルエット的なたたずまいは、実によい。

 

議会棟の打ち放しコンクリート面にある「開いた手」のレリーフ


 

最も劇的に用いられた「開いた手」
『ユマニテ』誌の編集長だったヴァイヤン・クチュリエの記念碑計画、1937年