公謁殿(ディーワーニ・アーム)
これは間口9スパン (70m)、奥行き3スパン (25m) の、赤砂岩の大ホールである。
当時は金襴緞子の布や簾で飾られ、床は絹の絨毯で覆われていた。
市民はここまで入ることができ、帝室の豪華さに息を呑んだことだろう。
シャージャハーン帝は毎日 奥の玉座に現れて、謁見や裁判を行った。