クトゥブ・ミナール。 13世紀初めに アイバクが第1層を建設し、イレトゥミシュが
上部を完成させた。当初は 4層だったが、1368年の落雷のあと フィーローズ・シャーが
修復して 頂部を 2層に分け、白大理石で仕上げた。砂岩による仕上げの統一性と、
全体のプロポーションが崩れたのは、そのせい。巨大なミナレットの壁面には、
後のナーガリー文字で「ヴィジャヤ・スタンバ(勝利の塔)」と刻まれている。