初期の石造建築として重要な、寺院 No.17、サーンチー、5世紀、グプタ朝。
古代に木造文化の国であったインドは、中世の時代に石造建築を建て始める。
これは、その最初期のもので、ギリシア神殿と同じく、木造を石造に置き換えた姿をしている。
柱頭の、背中合わせになった動物彫刻など、ペルシア建築の影響が認められる。